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日本医師連盟執行委員会
(平成24年5月15日実施)
 
日 時 平成24年5月15日(火) 15:30〜15:50
場 所 日本医師会館 3階 小講堂
出席者 ・日医連執行委員;長瀬道医連委員長、三宅・山光道医連副委員長
・オブザーバー;宮本道医連副委員長(道医連選出「日医連常任執行委員」予定者)、
 島影事務局長、柴田総務課長、(白川札医事務局長)

会議の状況
T.開会
今村聡前常任執行委員が、平成23年4月施行の日医連規約第21条の規定に基づき、新役員が決定するまでの間、司会を務めることを説明し開会された。

※ 日医連規約第21条第2項
「役員の任期が終了しても、後任者が選任されるまでは、役員は引き続きその職務を行わなければならない。」

T.仮議長選出
今村前常任執行委員が、(平成23年4月施行の)日医連委員長選出規程第6条の議長選出規定と、別途定める議長選出要領の規定に基づき、本日は岩手県医師連盟の石川育成委員長に仮議長を務めていただくことを説明し、石川仮議長の登壇を求めた。
石川仮議長が登壇し挨拶の後、委員長選出の議事に移った。

※ 日医連委員長選出規程第6条
「規約第7条に基づく委員長選出時における議事進行を行うために、都道府県医師連盟委員長の中より、議長を選出するものとする。なお、議長選出要領は別途定める。」
※ 議長選出要領
「議長候補は、都道府県医師連盟委員長の中より委員長の在任期間が最も長い者とする。ただし、同一在任期間の者が複数いるときは最年長の者とする。」

T.委員長選出
石川仮議長が、日医連委員長選出規程第3条の規定に基づき、去る4月6日に日医連から日医に対して、日医連委員長候補者の推薦方を依頼していたところ、日医から4月17日付文書で横倉義武会長を推薦するとの通知があったことを説明した。
ついで、石川仮議長が、横倉義武氏を新たな日医連委員長として承認することにつき同意する方の挙手を求めたところ、全員挙手により承認決定した。任期は平成24年4月1日から平成26年3月31日までの2年間である。
ここで、石川仮議長は、横倉委員長の登壇と挨拶を求め、自分は仮議長の任を終えたと述べて拍手の中を降壇した。

※ 日医連委員長選出規程第3条
「委員長の選出にあたっては、前条に該当する委員長候補者につき、日本医師会の推薦を得ることを基本とする。」

T.委員長挨拶
横倉委員長:
ただ今、日本医師連盟の委員長に選出をいただきました横倉であります。日本医師会長同様に全力を挙げて職務に邁進してまいりますので、今後ともよろしくご指導いただきますようお願い申し上げます。
さて、日本医師会1年目を取り巻く環境は日々その厳しさを増しておりますが、平成21年8月の政権交代以降、私も平成22年4月から前期の執行部の副委員長として原中委員長のご指導のもとで、全会員のご協力をいただきながら、様々な問題を解決するために陳情活動に全力を尽くしてきた次第であります。なんとか当面の課題を少しずつ解決してこられたものと思っております。
しかしながら、ご承知のとおり、昨今の政局はますます混迷の度を増してきております。今後さらに慎重な日本医師連盟の対応というものが強く求められるものと思っております。 
特に最近の参議院議員の捻じれ現象を見るにつけまして、従来以上に野党に対する対応をなおざりにするわけにはいかないということもあります。今後とも与党を中心に、野党に対しましても、政治活動を介して受付、展開をしていくことも必要であろうと思っております。
また、日本医師連盟としても数多くの課題が山積しております。特にその中でも、総選挙に直ぐになるかもわかりませんが、しかしながら、来年の7月には参議院選挙が行われることになっております。この参議院選挙の比例代表選挙において、われわれの代表をどうするかという問題を、われわれはすぐ解決をしなければならないと考えております。
皆様もご承知のとおり、参議院の比例代表選挙というのは立候補の届け入れ団体において、政党からの一括届出しか認められていないということでございますので、現下の政治情勢においてはその取り扱いを一歩間違えますと、極めて深刻な事態になるということも予想されることでありまして、慎重にも慎重な対応が必要だろうと思っております。
今日の執行委員会で常任執行委員等々をお決めいただいて、早急に検討を始めて、そして今年の夏ころまでには明確な方向性を出さなければならないというふうに考えているところであります。
その際には、様々なご意見があろうかと思いますので、ぜひとも、しっかりとした議論のもとで、日本医師連盟が団結できるように方向性を決めさせていただきたいと思います。どうぞご協力とご指導をいただきますようお願いを申し上げます。
次に、前期執行部から始めました全国の若手の医師連盟員会員を対象にいたしました医政活動研究会をより充実、拡大したものにすべく、今後企画実施をしてまいりたいと思っております。
日本医師連盟の会員数は、残念ながら、年々漸減傾向にあります。日本医師会の医療政策を実現するには、日本医師連盟の政治活動と選挙活動は不可欠でありまして、医師会、医師連盟の組織の存続にとりましては、いわゆる、われわれの世代に続く次の世代、またその次の世代というバトンタッチができる人材を着実に育てていかなければならないと思っているところであります。そういう意味で、それぞれの都道府県医師連盟におかれましても、若い世代の政治の関心を掻き立てていただいて、われわれが置かれている環境から政治活動はいかに必要かということについての認識を持っていただくように、ぜひお願いをしたいと思っているところであります。
その他いろいろ課題はございますが、日本医師連盟は時代の変化に敏感に対応しながら、今後とも日本医師会の医療政策の実現に向けて努力邁進をしてまいりますので、そしてまた、国民の皆様が安心して医療にかかれる環境作りということが、われわれの最大な目標でございますから、そういう方向で頑張っていきますので、よろしくお願いして、ご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

T.議題
(1)日本医師連盟人事について
横倉委員長:(追加配付資料の)「日本医師連盟役員・参与名簿(案)」に委員長以外に記載の副委員長3名、常任執行委員5名、会計責任者1名、会計責任者職務代行者1名、会計監督者3名、参与5名について承認いただきたい。これは、日医が平成25年4月1日付での公益社団法人を目指しており、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律に基づき、日医役員のうち日医連役員を兼務できるのは「3分の1以内」、すなわち10名に限定され(日医理事27名、日医監事3名の計30名のうち1/3以内は10名)、日医役員数は従来の4割程度となる。しかし、今後とも全国医師連盟から出来る限り幅広く、また全国の政治活動を活発にするために、日医役員でない方を各ブロックから1名ずつ常任執行委員として選出いただきたい。また、委員長推薦として若干名の方を指名し常任執行委員として委嘱したい、との趣旨を説明し、議場に了承いただけるかを諮ったところ、異議なく拍手多数により承認決定された。
この承認を得て、横倉委員長が、ブロック選出常任執行委員の推薦依頼を正式に発送することを説明した。

 横倉委員長が、ただ今承認を得て決まった一部役員に登壇を求め、「今後2年間、このメンバーと、この後で追加となる方々を加えた執行部役員で一致協力して、日本医師連盟の業務に邁進いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。」と挨拶した。

(2)平成24年度交付金について
今村副委員長が、平成24年度の交付金は、現下の日医連の財政状況等を踏まえ、繰越金はほぼ1年分の負担金徴収額があるので、昨年度同様に日医連への負担金の40%を各都道府県医師連盟に還付、交付したいと提案し、異議なく拍手多数により承認決定された。

(3)その他
○東京都(野中執行委員):日医連の余剰金の額が多少多いので負担減などの考えはないのか、を伺ってほしいとの連盟会員からの要望があったので質問したい。

○今村副委員長:現在9億5千万円程の繰越金があり、これは1年分の負担金の額に相当する。しかし、今の政治情勢は極めて不透明であること、またこれは今後、執行委員会で決めていただくことではあるが、たとえば組織内から候補者を出すということになればこれは一気になくなるということもあるので、ご理解をお願いしたい。先生方もご存じのとおり、一旦金額を下げたものをまた上げるということはなかなかハードルが高いことでもあり、しばらく様子を見させていただくこととしてご理解いただきたい。

T.閉会
以上で、横倉委員長が議事の終了を告げた(15:50)。